園生活ブログ
1.17震災の会をしました。
阪神淡路大震災から30年を迎える今日、幼稚園で震災の会をしました。
震災の紙芝居を聞かせていただいたり、震災の話、命を大切にする話などを聞きました。
おはなしグループ『こけこっこ』さんに『さくらのなわとび』の紙芝居を見せていただきました。
優しい色の可愛い絵の紙芝居ですが、友達が震災で亡くなる場面で子ども達はぐっと息をのんで見入っていました。
その後に自分の身を守る方法を知る遊び『防災ダック』もしていただきました。
「地震の時は頭を守る」「火事の時は煙を吸わないように鼻と口を覆って」と子ども達もよく知っていることでしたが、何度も繰り返し動作をし、口に出して学ぶこと大切ですね。
今日は精道こども園にある慰霊碑についても子ども達に知ってほしいと考え、画像をみながら話をしました。
震災で亡くなられた精道幼稚園に在園していた3人の子ども達と精道保育所に在所していた6人の子ども達の慰霊碑です。
自分達と同じ歳の頃の子ども達が亡くなったことを話すと驚いた子や悲しい表情をする子がいました。
慰霊碑に記されている『わすれない あなたのことを わすれない あのひのことを』の言葉の意味をみんなで考えました。
みんなと同じように毎日を過ごしていた子ども達がいたこと、楽しい毎日があったことを覚えていてほしいと思います。
そしてみんなの毎日も大切にしてほしいと話をしました。
自分の命も大切に、お友達のことも、おうちの人のことも大切にしてほしいという気持ちをこめて話をさせてもらいました。
午後からは地震の避難訓練をしました。
小雨が降っていたので、避難するのは遊戯室にしました。
ヘルメットを被り、話を聞く準備の整っていない状態で話を始めてもしっかりと聞いている姿が見られ、成長を感じました。
人の声に耳と心を傾けることが命を守ることにつながることも知り、身に着けてほしい力の一つです。
今日は命の大切さを思う一日になりました。
今日は一段と寒くなりました
今朝は一段と寒い朝でした。
園庭に霜柱が立ちました。
文字通り、土の中に霜の柱が立っていました。
子ども達と触ってみると、地面の固さや冷たさを感じました。
土の中にきらきらと光る霜柱はとても奇麗でした。
「きれいだね」と集めても、すぐに溶けてなくなってしまいました。
霜柱が立つなんて寒いはずです。でも、年々霜柱に出会う日が少なくなってきていることも感じます。
環境についても考えさせられました。
3歳児が大根の収穫をしました。
収穫したお友達の顔が見えなくなるほどの元気な葉っぱの下に・・・
持ちきれないほど大きくて、重たい大根が育っていました。
大きな大根を持ってみたくて、順番に友達と変わりながら持っていました。
こんなに寒い日は温かいものが食べたくなりますね。
大根を煮ておにぎり弁当と一緒に食べました。
大根の葉っぱも炒めて食べました。
3歳児が育ててくれた大根は甘くてとろとろで美味しくて、食べると元気が出ましたね。
2学期の終業式をしました
みんなで遊戯室に集まり、2学期の終業式をしました。
先生達とは冬休みの約束をしました。
規則正しい生活をしてほしいことや歯磨きカレンダーを配っていること、自分にできる手伝いを見つけてほしいこと、コマやけん玉にも挑戦してほしいことなどの話を聞きました。
私からは2学期の行事や生活を振り返り、子ども達の成長をクラスごとに話をしました。
それぞれのクラスで子ども達の成長が感じられて嬉しい2学期でした。どの子もきらきらした目で話を聞いていました。
2学期大きく変わったところのひとつに、話している人の姿を見ながら話を聞こうとする態度が身についてきたことがあります。
友達の頭で見えないときは、少しずれて顔を出しています。そんな姿が今日もたくさん見られました。
「話を聞こう」「聞きたい」と思っている嬉しく大切にしたい姿です。
終業式が終わったら、また全力で遊びました。
そして、新しい年に気持ちよく遊べるようにおもちゃを洗って片付けました。
来年も元気に遊べるようにと願って、みんなの登園を待っています。
よいお年をお迎えください。
来年もいい年になりますように
12月19日
餅つきをしました。
今年、元気に過ごせたこと、たくさん美味しいものが食べられたことなどに感謝し、来年もいい年になりますようにと願いを込めて、みんなで餅つきをしました。
子ども達はつき手に合わせて「よいしょ」と元気な声で応援していました。
昨日、もち米を洗っているところを見て、「お米とは色が少し違う」「これがお餅になるんだね」と興味津々でした。
蒸されたもち米はいい匂いがしていましたね。
子ども達も順番にお餅をつきました。
年少、年中児は縦長の杵、年長児は大人と同じ形の杵でつきました。
「おいしいお餅になあれ!」そんな気持ちでついていました。
逞しい姿も見られましたよ。
お餅がつきあがるとその白くて、大きくて、伸びる様子に大歓声があがりました。
つきたてのお餅にきなこを付けて食べました。
「のびる!」「柔らかい」「おいしい」とまたまた歓声が上がっていました。
みんなよく食べるようになってきたので、お代わりも用意していましたが、すっかりなくなってしまいました。
力いっぱいついて、たくさん食べて、来年も間違いなくいい年になりそうです!
幼稚園にサンタさんがきてくださいました
今日は『なかよしパーティー』でした。
昨日ざくろ組さんが「遊戯室を夜にしないとサンタさんが来ないよ」とカーテンの隙間から日が差し込まないように積み木を置いたり、黒い髪を小窓に貼ったりしてくれました。
そのおかげで夜の部屋になりました。
他にもサンタさんの座る椅子の用意ではいつもの固い椅子ではなく、ふかふかの温かいソファを用意したいと園内を探し回っていました。
そして、きょうはいよいよパーティーの日、サンタさんがきてくださいました。
サンタさんの姿に子ども達からは静かな歓声があがり、手を振ったり、声をかけたり、少し怖かったりした子ども達です。
一人ずつ名前を呼んでいただき、プレゼントをもらいました。
英語でお礼を言う子、「メリーメリークリスマス!」と伝える子、笑顔の子、じっとサンタさんのお顔を見る子、お顔を見られない子…それぞれの思いを感じる瞬間でした。
保育室に戻ってパーティーの続きです。
園の近くの洋菓子屋さんのスイートポテトをみんなでいただきました。
もっちりしていてとても美味しかったようです。
「甘くて、おいしーい」とにこにこの子ども達です。
初めて食べるお友達に「おいしいから、食べてみて」と口にまで運んでくれるほどの熱くお勧めする友達もいました。
子ども「今日もおかわりはある?」
先生「今日はありません」
子ども「えー!」と大きなブーイングが起こるほど美味しかったようです。
心がトキメキ 楽しくなるようにヒラメキ また友達とトキメク 一日でした。
朝日ヶ丘小学校4年生と一緒に遊びました
朝日ヶ丘小学校4年生のお兄さん、お姉さんと4歳児ぶどう組が東山北公園で交流しました。
4年生が幼稚園まで迎えに来てくれました!
公園に向かう急な坂もお兄さん、お姉さんと一緒ならすいすい登れました。
「こんな坂ぐらい平気だよ」とお兄さん、お姉さんの逞しい声が聞かれました。さすがです!!
4年生は幼稚園の子ども達と何をして、どんなふうに遊ぶかを昨日話し合ってきてくれたようです。
4年生が描いていることとは違うことが起こるかもしれないという予想もしながら一緒に遊ぼうと考えてきてくれました。
3人から4人のグループになり、4年生が「何してあそびたい?」とぶどう組の子に優しく目線を合わせて聞いてくれていました。
何度も一緒に滑り台を滑ってくれたり、砂場で一緒に山を作ったり、追いかけっこ、実や葉っぱを拾うなど、どのグループもとても楽しそうでした。
昨年、3歳児クラスの時にも幼稚園に遊びに来てくれたお兄さん、お姉さんです。2年目の交流ですが…お顔を忘れている子もいたので、今日は一緒に遊ぶお兄さんやお姉さんと仲良くなることを大切にしました。
話をしっかりと聞いてくれて、待ってくれて、したいことに付き合ってもらって、子ども達の心がほどけていくことがわかりました。
「また遊ぼうね」「次は幼稚園のお部屋でも遊びたいね」と固く握手をしてさよならをするグループもありました。
優しくて、楽しいお兄さんやお姉さんと過ごせて、心が温かくなる時間でした。ありがとうございました。
こども手洗い教室
今日は芦屋健康福祉事務所の方に『手洗い教室』をしていただきました。
風邪などが流行る季節です。手洗いについて知り、自分の体を大切にする気持ちも育ってほしいと思います。
おうちの方にもご参加いただきました。
一緒に紙芝居で手洗いの大切さを聞き、動画を見ながら手の洗い方を練習しました。
次に手にローションを塗り、ブラックライトにあてます。
ローションを塗ったところは光ります。それを汚れとし、手洗いで落としました。
手洗いした後にもう一度ブラックライトに手をかざすと、ローションの落ちていないところは光ります。
しっかりと洗ったつもりでも、指の間や爪の間にはローションが残っていて、子ども達も「あれ?洗ったんだけどな」と不思議そうでした。
経験された保護者の中でも、手のしわに残っていた、利き手が洗いにくいことに気が付いたとおっしゃられていました。
爪の間にばい菌が残ることは紙芝居でも、ブラックライトでの経験から感じられたようです。
自分の体を大切にすることにつながる手洗いについて、習慣になるように子ども達と一緒に取り組みたいと思います。
音楽参観日
12月4日
音楽参観日でした。
おうちの方のたくさんの拍手と温かい見守りの中、子ども達が音楽を楽しむ姿を見ていただきました。
音楽参観日を終えた子ども達は「楽しかった」「大成功だった」「お父さん笑ってた」「お母さん泣いてたよ」と嬉しい気持ちを話してくれました。
新型コロナウィルス感染防止のために友達と一緒に歌うことも制限されていたことを考えると、全園児で歌うことが当たり前ではなく、とても貴重で尊いことだと思いました。
みんなで声や気持ちが揃うと心地よいですね。
音楽参観日を経験して、また子ども達が自信をつけたように思います。
温かかく見守っていただき、ありがとうございました。
音楽を楽しんでいます
みかん組は音楽参観日も近いので、遊戯室で歌や楽器を楽しみました。
歌うことも踊ることも大好きになり、とても楽しんでいます。
歌詞や踊り、楽器などそれぞれに楽しみ処があり、全身で楽しむ姿にその子らしさを感じます。
歌も楽器も大切な自己表現です。
昨日は園内研究会でクラスの歌や楽器を聞き合いをしました。
子ども達は他のクラスの先生達のお客さんを前に張り切っていました。
ぶどう組は友達と一緒に歌ったり、楽器をしたりすることがますます楽しくなってきています。
ざくろ組は楽器の時の顔は真剣そのもの!
カスタネットの音が揃う心地よさを感じています。
そして、ざくろ組の歌声のきれいなことに感激しました。
声を伸ばそうと意識したり、歌詞の意味を分かって歌う姿も見られます。
そんな嬉しい姿を応援したいと思い、「この町がすき」のピアノを連弾で引くことにしました。
二人で引くことで素敵なピアノの音が広がります。
おうちの方も楽しみに、参観にお越しください。
就学前施設交流会
朝日ヶ丘小学校地区の就学前施設の5歳児が集まって運動会をしました。
あいさいこども園、芦屋大学付属幼稚園、岩園幼稚園の3つの園が朝日ヶ丘小学校の広いグランドをお借りしてたくさん体を動かしてきました。
体操、玉入れ、綱引きなど競技も楽しみ、友達のことも応援し3園で盛り上がりました。
「新しいお友達としゃべった」「もう少し遊びたかったな」など、新しいことに出会っても楽しめるようになってきています。逞しくなりました。
校長先生も来てくださいました。
「校長先生のお話聞くのは、小学生みたい」と心をときめかせていました。
一年生も応援に来てくれました。それだけでも嬉しかったのですが、4つのチームに分かれて玉入れに一緒に参加してくれました。
この間、招待してもらった『わくわくごちそうパーティー』で仲良くなったお兄さんやお姉さんを見つけて嬉しそうな子もいました。
何度も小学校で交流させていただきながら、小学校を身近に感じています。嬉しい姿です。